創建の年月は不詳。漁業、航海、商業の神として崇められている。
鳥居は1752(宝暦2)年、灯籠1対は1768(明和5)年、大灯籠は1859(安政6)年造。
大灯籠は大畠浦の目当てで、五穀豊穣とともに海上安全が祈願され、漁場の線引きの起点にも使われた。
昔は毎年5月11日に境内で牛市が開かれ、旧大畠町内で飼われているの乳牛の品評会も行われていた。石神川までの旧道沿いには、苗や苗木、鉢物などを売る露店がぎっしりと並びにぎわったという。
境内に祇園社、稲荷社、恵比須社、明石社がある。
鳥居西側に、柳井にっぽん晴れ街道が設置した往還陶板がある。