現在より少し下流にあり、「コブイケ橋」とも呼ばれていたが、昭和の初めに現在地に移った。

 この橋から白壁の町並みを結ぶバイパスが建設された一環として、1954(昭和29)年、現在の橋に架け替えられた。

 作家いぬいとみこの作品「光の消えた日」では、「柳西橋」と「宝来橋」が現在とは逆になっている。

 柳西橋の下には、「宝来橋架換工事 昭和二十九年三月竣功 施工 日立建設株式会社」と刻まれた石板が埋め込まれており、こちらが「宝来橋」だった時期のあることがわかる。

柳西橋
橋の下にある石板

伊陸方面(女学校橋)   新庄方面(道しるべ