臨済宗の寺で、山号は「日照山」。

 1320(元応2)年に棊山賢仙によって開山。

 全国に一国一寺として建てられた「周防安国寺」として知られる。

 本堂裏の庭園(市名勝)は、江戸前期に築かれた庭と伝えられ、背景にある氷室岳を借景に取り入れた庭園構成となっている。

 奥の墓所には、開山、開基のものといわれる宝篋印塔がある。

 境内西側にはウスギモクセイ(市天然記念物)、庭園内にイヌマキ群、本堂裏にはタブノキ、カゴノキ、山門の東側にはカリンなど、巨木が多い。

高山寺山門
高山寺庭園

祖生方面(廓然寺)   柳井方面(氷室岳