小瀬上関往還にある峠。現在は柳井市と岩国市との境界にある。道幅は約3尺(約90㎝)で、馬の背に年貢米を積み、この道を通う姿が見られたといわれている。

 1899(明治32)年に由宇駅へ通じる県道ができたことにより、主要道路としては使われなくなった。

 現在は残土処分場があり、造成時に往還の一部が消滅したため、峠越えができない。

国道437号西側の往還

 国道437号の西側約100mの区間は、草が繁茂し荒れており、歩くのは困難だったが、2018年12月15日に整備し、通れるようになった。

街道の整備(2018年12月15日)

大畠方面へ(大原の盃状穴)