小国から宮ヶ峠まで約370mの区間は、小瀬上関往還の数少ない原形を留めている幅約3尺(約90cm)の道である。

 この区間の両側はもとは田畑だったが、竹林に変わっている。竹が繁茂していた上に倒木もあり、通行が難しくなっていた。

 2015年2月18日、地元住民、柳井にっぽん晴れ街道協議会会員、県庁中山間応援隊など約30人が、約150mの区間を竹や倒木を取り除いて整備した。

往還の原形が残っている区間

岩国方面(小国茶臼山)    大畠方面(榎ヶ峠の塞の神)