廓然寺(かくねんじ)の記録によると、1681(天和元)年、廓然寺の末として寮庵を創建したのが始まりと伝えられている。

 1847(弘化4)年、小行司(現:田布施町)の観音寺のお堂を買い受けて改築したとされている。

 1900(明治33)年からは住職不在。

 1958(昭和 33)年に改築された。

 本尊は延命地蔵で、現在は来迎院へ移されている。

 ほ場整備が実施されたため、この付近の岩国竪ヶ浜往還は、地蔵堂前を除き消滅している。

久可地の地蔵堂
来迎院へ移された地蔵
ほ場整備により、地蔵堂前を除き、往還は消滅している

祖生方面(伊領原遺跡)   柳井方面(平和の碑