上八地区の南西にある空上荒神社からこの地に向けて線を引くと鬼門にあたることから、鬼門除けのために建立された。
五穀豊穣、家運隆盛、遭難病難海難火難除け、豊魚と様々なご利益が祈願される。
祭神は伊弉冉命(いざなみのみこと)で、創建年代は不詳だが、1526(大永6)年以前と考えられている。
1967(昭和42)年、老猿の天神社を合祀した。
境内には 1933(昭和 8)年に忠魂碑が建てられていたが、1950(昭和 25)年平和の塔に改められた。
周囲には、イヌマキの大木、スダジイ、ヤマモモ、クロキ、モチノキなどが茂る。この辺りは、かつて島だったといわれている。
柳井方面(道路改築之碑) 阿月方面(サザンセト伊保庄マリンパーク)