2012~2013(平成24~25)年、ほ場整備に伴う発掘調査で発見された。
縄文時代後期から近代までの石器、土器片や土坑、中世の建物跡などが出土した。特に、平安時代末期のものと思われる中国製の白磁器の破片が多数見つかっている。
この地は、西国へ逃れた平氏が船を泊めて留まっていた可能性があると分析されており、壇の浦の戦い(1185年)の直前に起こった「周防国源平合戦」の舞台と考えられている。
伊保庄方面(宇積浜) 上関方面(陸軍省施設跡)