宇積へ抜ける峠越えの往還の位置は諸説あるが、江戸時代は円勝寺墓地の東側すぐそばを通っていたと考えられている。そのころの峠の標高は約85m。
明治時代の地図では、現在の阿月トンネルがある場所の直上を通っており、峠の標高は約42mとある。
昭和初期になるとその東側に道路が新設され、峠の標高は約31mとなった。
阿月トンネルは、全長275mで1992(平成4)年に完成。
伊保庄方面(阿月トンネル) 上関方面(宇積浜)