阿月東、西の両海岸で毎年2月11日に行われる。昔は小正月(旧正月14・15日)に行われていた。

 1644(正保元)年、浦就昌(元小早川家重臣)が阿月領主として移封された時に伝えられた祭り。宮中の左義長(民間の「トンド焼き」)と神明信仰に、小早川家の軍神祭が習合したとされる。その年の豊かな収穫を願う行事。

 形式・規模は全国でも稀であり、2009(平成21)年に国の重要無形民俗文化財に指定された。

阿月神明祭(起し立て)

伊保庄方面(西神明宮)    上関方面(願成寺