「克己堂」は阿月の領主、浦靭負が1842(天保13)年、家臣の子弟教育のためにつくった学塾。学頭秋良敦之助を筆頭に白井小助、赤禰武人、世良修蔵、芥川義天など、明治維新に貢献した数多くの人材が輩出した。
浦氏居館旧表門一棟(通称「克己堂の門」)は市指定史跡となっている。
左側に阿月維新志士之碑がある。
1902(明治35)年に解体され、小学校の校地となった。
2005(平成17)年に阿月小学校は伊保庄小学校と統合し、伊保庄小学校敷地が柳井南小学校となった。
校庭のフジは樹齢300年以上といわれ、浦氏の庭にあったものとされる。5月上旬頃開花の最盛期を迎える。