浄土真宗の寺。浦家第10代就昌が阿月に移った1644(正保元)年、本願寺12世教如が植えたという上人松のそばに建立された。

 上人松は国の天然記念物に指定されていたが、枯死して切株のみが残っている。

 芥川義天は、秋良敦之助の妹の子として円覚寺に生まれ、克己堂で学び、赤禰武人に誘われて奇兵隊に入隊。第二奇兵隊では書記を務め、四境の役大島口の戦いで活躍する。明治以降は、阿月で教育に尽くした。

円覚寺
山門そばにあった「芥川義天出生之寺」碑。現在は境内に移されている。

伊保庄方面(坂田昌一墓碑)   上関方面(東神明宮