伊陸は県内で最も早くから耕地整理を実施した所として知られている。

 この地は大半が湿地帯で湿田も多かったが、硲俊聡が組合長となった1902(明治35)年から、耕地の区画整理や暗渠排水の設置等が行われた。

 この地区の周辺も、大正時代を中心に盛んに耕地整理が行われた。

 近年、耕地整理が行われた地区でもほ場整備が実施されている。

県内で最も早くから耕地整理を実施した所(ほ場整備前)
ほ場整備実施中(2022(令和4)年1月撮影)

祖生方面(伊陸一里塚跡)   柳井方面(宮ヶ原の阿弥陀堂