臨済宗の寺。
文永年間(1264~75年)に、大内氏第20代弘貞が病気平癒を祈って建立したといわれている。
その後、1336(延元元)年、大内弘直が上野頼兼と戦って討ち死にしたため、甥の第24代弘世が、第25代義弘とともに、弘直の菩提寺として、七堂伽藍を建てた。
大内氏の滅亡により衰退したが、元禄年間に再興を許可された。
境内に宝篋印塔、背後の山に新四国霊場の石仏が並んでいる。
瑞雲寺のイブキ
本堂の前に傾斜して立っている。
『玖珂郡志』に、「境内ニ古木(白檀木)有リ。苔蒸テ有ルヲ邪心ノ人見レバ大蛇ニ見ユル。」との記述がある。樹齢は700年以上といわれている。
古文書に記録のある樹木は全国的にも珍しく、1998(平成10)年、市の天然記念物に指定された。
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