「月性を読む―幕末「海防僧」の漢詩と建白書」刊行(2023年7月1日発売予定)

月性の漢詩文を現代語訳で読める本が刊行されます(2023年7月1日発売予定)。

月性を読む―幕末「海防僧」の漢詩と建白書
愛甲弘志・上田純子[編著] 
四六判・カバー装・344頁 定価 2750円(税込) 右文書院刊

なぜ攘夷か? どうやり遂げるか?
黒船来航という未曽有の危機に、命を賭して発信された憂国の真宗僧 月性の精選漢詩17編と、「封事草稿」「内海杞憂」「海防(護法)意見封事」の3建白書の全文を収載。
幕末がわかる! 維新がみえる!
漢詩文の全てに書き下し文・現代語訳を対照し、最新最良の知見を盛り込んだ注釈と、解説・解題・鑑賞・用語解説等を付す。

*本書の特色―編集・執筆のねらい*
〇さまざまな機会に詠まれた珠玉の漢詩群を、制作時期と題材とを勘案して編集・配列し、作者の人となりと生涯の事跡を浮き彫りにする。
〇詩文の典故を詳しく注釈し、彫琢の詩句の奥深い鑑賞に役立てる。
〇「封事草稿」と「内海杞憂」は、本書で初めてその全文が公刊される。
〇月性の言論活動・政治活動の2大テーマである‟藩政改革”や‟尊王攘夷”に関し、その地域的・歴史的・思想的状況を明らかにする。

近代日本の「国民」誕生を読み解くテキスト

ご注文は最寄りの書店、または版元:TEL 03-3292-0460 /FAX 03-3292-0424まで。

企画・制作 公益財団法人 僧月性顕彰会
〒749-0102 山口県柳井市大畠1500(ふれあいタウン大畠内)TEL 0820-45-2211

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